私たちは古くから自然の中に神仏を感じ、聖域を定め信仰して参りました。時代を経たお寺さんや神社を訪れると、境内全域に神仏の気配が感じられ、敬虔な気持ちにさせられます。このような、人が安易に侵すことが出来ない場所を浄域といい、その浄域を囲う垣を斎垣(いがき)や瑞垣(みずがき)、また玉垣などと言います。斎垣や瑞垣が木や竹を用いて作られるのに対し、玉垣は石材を用いて造られます。 この玉垣にはご寄付頂いた方の名前や会社の名前を彫り刻み、篤信の皆様方の布施の善行を実践されました証として、永代に亘り顕彰してまいります。檀信徒皆さまからの御奉納をおすすめいたします。